野菜の食物繊維

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食物繊維は「第6の栄養素」と言われています。
植物性の消化されない成分の総称の事で、こんにゃくのマンナン、海草のアルギン酸、りんごやいちごのペクチン、混載のリグニンなどに豊富に含まれています。食物繊維の効果は便秘を防ぐ事で知られていますが、食物繊維は水を含むと腸内で膨らんで機械的に腸内を刺激し、消化運動を促進したり腸内で作られる発がん性物質、脂肪、コレステロールなどを吸収して排泄する働きがあります。
また、血糖値の上昇を抑制する働きもあります。そのため大腸がん、高血圧、高脂血症、動脈硬化、糖尿病を予防する働きをします。

色々な症状に効果のある食物繊維ですが、大量に摂り過ぎることでカルシウム、ミネラルの吸収を妨げてしまいます。従って、1日の目標摂取量は20gとされています。健康食品などで摂るよりは、出来れば野菜やきのこ、果物、海草、また穀類でバランスよく摂る事が大切です。

食物繊維を多く含む野菜は多い順にグリンピース(100gあたり7.7g) > しそ(7.3g) > パセリ(6.8g) > モロヘイヤ(5.9g) > ごぼう(5.7g) > にんにく(5.7g) > あしたば(5.6g) > 芽キャベツ(5.5g) > ゆり根(5.4g) > 枝豆(5.0g) > オクラ(5.0g) > ブロッコリー(4.4g) > エリンギ(4.3g) > 菜の花(4.2g) > バジル(4.0g)となっています。

野菜以外に食物繊維が豊富な食品は玄米、オートミール、全粒粉、プルーンなどがありますが、食物繊維に関しても野菜に限らず、穀物や果物、海草などバランスよく食事に取り入れる事が必要なようです。


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