野菜ソムリエとは

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ソムリエとは良く耳にしますがどんな人物の事を言うのでしょうか?!
まずはソムリエと聞けばワインのソムリエが思い浮かぶと思います。一言でソムリエと言っても現在は沢山の種類の「ソムリエ」が存在するらしく、中には温泉「ソムリエ」やタオル「ソムリエ」などという物もあるそうです。

その中にあって野菜ソムリエという存在を皆さんはご存知でしょうか。

ソムリエとは、レストランでワインを専門に給仕する人の事で語源はフランス語のソムリエールです。

それでは野菜ソムリエとはどの様なものなのでしょう。
正確に言えばソムリエとは、ワインに関する資格の事で用いる単語ですので野菜は本来無関係なのですが、ベジタブル&フルーツマイスターの資格の通称のことを野菜ソムリエと呼ばれるようになったそうです。

ベジタブル&フルーツマイスターとは、野菜・果物の種類や特性、素材や栄養に合った食べ方、盛り付け方などを専門的に行う事の出来る人の資格であり、2001年に出来た資格です。
日本ベジタブル&フルーツマイスター協会が主催する講座を受講したのち、試験の合格が資格取得には必要とされています。
政府や公的機関による認証などはありませんが、最近の食育などへの関心の高まりと共に野菜に関する資格への関心も高まりつつあり、社会的認知をだんだんと得てきています。

実際に既に野菜ソムリエの資格を持つ人たちがどんな仕事に就いているかというと、主に青果卸売業、食品メーカの食品企画、機関へのレシピ提案、カフェやレストランなどでの「野菜イベント」の企画など、フードコーディネーター、フードスペシャリスト、栄養士、管理栄養士、料理研究家、農家、ライター、雑誌編集・監修などがあげられるそうです。やはりまだまだ一般的には認知されていない資格なので他の資格などと組み合わせて利用している人が多いのも現状なようですね。

資格取得の講座には、ジュニアマイスター、マイスターコース、シニアマイスターと三段階ありますが、その中でもマイスターコースを修了する事によって「野菜ソムリエ」になる事ができます。
また、シニアマイスターを修了するとより上級の「野菜ソムリエ」になる事ができます。

野菜に限らす色々な食品の栄養への関心や安全への関心がどんどん高まっている現状なので、これからの活躍が期待されるもののひとつとして「野菜ソムリエ」は有力なのではと思います。


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