輸入野菜

スポンサードリンク



食の安全が取りざたされている昨今ですが、日本で消費される野菜は世界45カ国からやってくると言われています。
野菜に限らず砂糖、小麦、肉類、海老など様々な食材が世界中から輸入されています。

菓子類や料理の食材など様々な輸入食品を扱う店も年々増えています。
食生活の多様化による和食以外の食事を摂る機会が急激に増えた事による食材の輸入、という事も考えられますが、それだけではありません。なにしろ私たち日本人にとって馴染みの深い和食食材である、かぼちゃやねぎ、ごぼう、しょうが、しいたけなども輸入の割合が増加しています。


国産品にくらべて安い価格で手に入る輸入野菜ですが、生鮮食品の他にも日本人には馴染みのある漬物、水煮野菜、冷凍野菜などの産地表示を見ても輸入野菜が増加している事が分かります。

肉類、穀類、乳製品などに比べればまだ日本国内での自給率は高いとされる野菜ですが、アスパラガス、しょうが、ブロッコリー、などは輸入の割合が半分を越え、里芋、かぼちゃ、枝豆などは30%を超え、近年の輸入野菜の増加がうかがわれます。
輸入量が多いのはアメリカと中国とされますがアジア太平洋地域の野菜も増加傾向にあるようです。

かつては外国の食材というと、農薬の使用などの安全性への不安から選択されにくいものであったそうですが、現在では特に価格の面を中心に品質の向上もあり、季節を問わずに楽しめる事などから輸入野菜を選ぶ場合も増えているるのです。

しかし、つい最近中国産野菜の残留農薬の問題などが次々と発覚し報道などもされたため、中国産野菜や輸入野菜を消費者などが見直す機会もありました。
輸入野菜の増加と一言で言っても、国内の生産環境やコスト、流通など様々な問題が背景にあり安全性の為だけに輸入が減少する事は無いのも事実なのです。また、輸入食材に限らず、国内産の食品などもこれもつい最近、次々と安全性の疑問視される報道などがなされた事は記憶に新しいです。

現代の日本では、スーパーなどに輸入食材が並ぶ事があたりまえの時代になりました。
消費者の側が出来る限り慎重に食材を購入する事も必要な時代であるといえますね。

まずは産地表示などを少し気にかけてみる事などから始めてみたいものです。


Google




CmsAgentTemplate1001-1005 ver1.008