ハーブの効能

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野菜を食卓に取り入れる方法のひとつとして料理の風味付けや香り付けなどに使うハーブを使用するという手があります。
ハーブといっても日本では馴染みが少なく、料理の脇役的な存在やお茶にして飲むくらいが主流だと思います。
しかし、ヨーロッパでは中国などでの漢方と同じ様な役割を持って人々の生活にハーブは取り入れられています。

ハーブの香りには興奮作用のあるものや鎮静作用のあるものがあります。
興奮作用のあるものは、ジャスミン、ペパーミント、バジル、ローズがあります。
鎮静作用のあるものは,ラベンダー、カモミール、レモンなどです。

また、野菜とは食べる楽しみのあるものでもありますが、ハーブも食べる事ができます。
ハーブの花はほとんどが食べる事ができて、サラダ、スープの浮き実、料理の飾りにも利用できます。

いくつかのハーブの効能です。
◇バジル: 葉全体を使う事ができて、鎮咳や強壮の効果があります。
◇ローレル: 果実を使用でき利尿作用があります。
◇セロリ: 種子に駆風や利尿作用があります。
◇フェンネルの種子: 痙攣防止の効果があります。
◇にんにくに: 強壮の効果、カモミールの花には鎮静、消炎作用があります。
◇しょうがに: 鎮痛、鎮咳、健胃の効果があります。
◇バラ: 葉、花、実、花弁が使用でき美容効果、利尿作用、滋養強壮の作用があります。
◇ラベンダーの花: 駆風、玉葱は鎮咳、強壮の効果があります。
◇オレガノの葉: 強壮、駆風に効果があります。
◇ペパーミントの葉:駆風、痙攣防止に効果があります。
◇ローズマリーは葉:強壮、駆風、防腐作用に効果があります。
◇セージの葉には防腐、抗炎症、発酵防止に効果があります。
◇タイムの葉は痙攣防止、殺菌、消化促進に効果があります。
◇サフランは利尿、便通、婦人病、めまいなどに効果があります。
◇ジャスミンはストレス解消、生理不順、菊花は頭痛、血圧降下、咳止めに効果があります。


セージには賢者という意味があり、ハーブの古い歴史がヨーロッパのキリスト教以前の宗教とのつながりが深い事も伺えます。
ヨーロッパの中世ではペストが流行し多くの死者が出ました。このころは、セージやマジョラム、ローズマリーなどの酢漬けなどがペストの感染を防ぐとされていました。現在ではハーブが庭に多く栽培されている家の住人や、ハーブへの造詣が深い人を尊敬の意味を込めて「ハーブ魔女」と呼ぶ習慣があるそうです。

ハーブというと薬草的なイメージや香りを楽しむイメージも強いと思いますが、野菜の一種として食卓に取り入れるのも健康にも良い方法なのではと思います。


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